モモの日々 in カリフォルニア

50代主婦とポメラニアンミックス、モモのカリフォルニアでの写真日記。

飛ぶ犬モモ、コルシカ島原産の花と、三好達治の夕べ



昨日の午後のモモ。
公園で飛んで‥いや跳んでいました。
楽しそうなワンコを見ていると、こちらも楽しくなります(﹡ˆᴗˆ﹡)。




若い子は、人間もワンコも走るのが好きですね♪。



『楽しかった♡』


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こちらは土曜日に山の庭園で見たヘレボルスの花。
フランスのコルシカ島とイタリアのサルディーニャ島原産の花。
緑色の花が、梅の形をして可愛らしい^^。




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『ミステリと言う勿れ』をご飯を作りながら見ていたら、いつの間にか菅田さんと柄本佑さんが三好達治の『乳母車』について語っていました。
え〜、三好達治がどんな詩を書いていたか、ちっとも覚えていない‥とちと焦り、慌ててウェブで『乳母車』を読みました。


母よーー
淡く悲しきもののふるなり
紫陽花いろのもののふるなり
はてしなき並木のかげを
そうそうと風のふくなり


時はたそがれ
母よ 私の乳母車を押せ
泣きぬれる夕陽に向かって
轔々と私の乳母車を押せ


あと3連と4連があります。
詩の解釈が下手な私は、ついでに『まほろばことば』の解釈も参考に。


母に対する切ない慕情が溢れている。
第一連で『母よ』と呼びかけ、一気に読者を詩の世界へと誘う。
二行目、三行目には母に対する淡く、心を滲ませるような記憶が重なる。


第二連で『押せ』と短く命令形で乞うことで、言葉の切り口から思いが迸る。
『泣きぬれる夕陽』は、夕陽が瞳を濡らしているようにも、現在の私が涙を流しているようにも受け取れる。


青空文庫で他の詩も読み、三好達治の世界に浸る夜を過ごせました( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾。
子供の頃に読んで意味の分からなかった詩が、大人になって分かることもありますね。


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昨夜のメインは、鶏ササミとレンコンを叩いて丸めて焼き上げたもの。
醤油、みりん、蜂蜜のタレを絡めています。



キムチ豆腐、ほうれん草と油揚げのお浸しと、残りの大根の煮物たち。
鶏団子はビールと合いそうですね。
昨夜は残りの赤ワインと一緒に、美味しく食べました^^。


食後のモモ。



『ママ、オヤツ、ちょうだい♡』
可愛さにやられっ放しの親バカです(^^;)。

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