沖縄: 天才花火師達が描いた、琉球海炎祭2022
「みかんちゃん、沖縄に行かない?
手頃な値段のツアーを見つけたの。」
と母から連絡があったのは、私がまだカリフォルニアに居た時。
沖縄には行ったことがないので2つ返事で賛成。
その後、○○(弟)に反対されたから止める、でもやっぱり行きたい‥などとごちゃごちゃ言っていましたが、母が申込みを済ませ後は行くばかり。
前日の土曜日には那覇に台風が接近、中止か?と1日気を揉んでいましたが、一昨日の日曜日に出発しました。
10日間の旅行から戻って、2日間しか経っていなかったけれど仕方がない。
82歳の母と次に旅行に行けるかどうかもわからないので、頑張って行って来ました。
でも、ツアー旅行なのでラクでしたよ。
沖縄で花火と首里城跡を見る以外、何をするかも知らずに出発。
那覇到着後、最初にバスが向かったのはウミカジテラス。
『もとふ熟成麺』さんでランチを食べました。
母も私も三枚肉そばを注文。
極太のもっちりした麺と、コクのあるスープ。
真似を出来ない美味しさで、大満足^^。
ずっと雨が降っていましたが、そこを発つ頃には青空が見えて来ました。
写真で見た通り、海の色がエメラルド✨。
このそばを食べたのが、午後2時前。
その後4時半頃にパルコシティに連れて行かれ、
「こちらで夜ご飯を済ませた後、花火の会場に向かいます。」
ツアー旅行アルアルの無理な日程です(^^;)。
お腹はちっとも空かない。
母とパイナップル(感動の甘さ!)とゼリーを食べ、あとは、
ペットショップで可愛いコ達を見て、1人で
「可愛い〜♡」
と叫んでおりました。
ふたりでおしゃべりをしているようで、愛らしい♪
☆.。.:*・゚☆.。.:*
夕方、このツアーのメインイベントの『ぎのわん海浜公園』に来ましたよ。
JTBとJALが企画した『旅物語』ツアーからだけで、800人参加とか。
凄い人混みでした(^^;)。
この花火が特別なのは、音楽とコシノジュンコ氏のデザイン花火の融合。
のっけから花火の世界観に圧倒されました。
和太鼓の「Drum Tao」の激しい太鼓の音楽に合わせて、次々と美しい花火が夜空に模様を作ったのでした。
そして花火師の方々は、葛飾北斎の富獄三十六景の作品の一つである「神奈川沖浪裏」を花火で描いていました。
楽曲は葉加瀬太郎の「万讃歌meets北斎」。
花火が波打っている!
花火で北斎を描く‥という発想からして凄いし、実際に描いてしまっている!
この花火師の方々は天才!
凄い技術です✨
夜空に消えて無くなる儚い芸術を、最後まで堪能させてもらいました。
花火を見る前に雨が降り出し、雨の中、主催者の方々や市長の話を25分聞かされた不満、雨でお尻が濡れて冷たくなったこと、朝5時起きで空港に行き、ホテルに着いたのは夜11時過ぎ‥などは、感動の前には小さな出来事でした。
自分1人では、面倒過ぎて絶対に来ることはなかった花火大会。
パッケージのツアーも悪くない‥と思った旅行初日でした^^。