グリーフカウンセラーが来た
今日はいつもと違い、悲しい内容になります。
明日からいつものブログに戻ります。
グリーフ(grief):(死別、後悔、絶望などによる)深い悲しみ。
昨日、勤務先の中学校で生徒たちが帰った後、突然の職員会議。
私たちの学校の8年生(日本の中学2年生)が、自転車で登校していたところ車ではねられ、
校長先生は、
"He couldn't make it."
助からなかった、と。
生徒たちには明日の朝に話す。
グリーフカウンセラーの人たち6人に来てもらったから、職員、生徒でカウンセリングが必要な人は、彼らのところに行ってね。
まだ13歳。
将来やりたいこともあっただろう。
朝送り出して、警察から電話があったご家族のことを考えると、今思い出しても涙が出てくる。
いつも一緒に居た人が、突然居なくなる。
この世には居ないんだよ、と聞かされる。
当然、私たちは受け入れられない。
今日、グリーフカウンセラーがいる特別に設けられた部屋には、悲しみに溢れ、混乱した生徒がたくさん来ていた。
(通勤途中に車の中から撮った写真。今が満開)
人は一生のうちに、何度か辛い別れを経験する。
辛い別れに直面した時、悲しさを感じる感情がなくなればいいのに、と思った。
悲しみに暮れた最初の一年間は、頭の中にずっと霞がかかっていた。
笑い方も忘れ、顔はいつもこわばっていた。
それでも生活は続いて行く。
毎日同じことを繰り返し、普通の生活に戻るよう努めた。
(家の近くの並木。朝日がさすと神々しい)
悲しみを乗り越えることはできない。
でも時間が経つと、心のうちも変わってくる。
時々叫びたくなるけれど、みんな故人のことを思い出しながら、悲しみと共に生活を続けているんだね。
うちには、いつも寄り添ってくれるこの子が、笑顔を運んで来てくれました。
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
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