青森県: 動く芸術、ねぶた祭り
母が申し込んでくれたツアーは、東北のお祭り
を見るツアーでした。
東京駅から新青森駅へ。
総勢64名のこのツアー、参加者の多くが
シニアのご夫婦。
皆さん、お元気。
六角精児さん似の60代前半の女性が、
添乗員さん。
この方もお元気そうでした。
見失わないよう必死で着いて行き、新青森駅から
ねぶたの会場の青森駅まではバスで。
ねぶた祭りが始まるまで、1時間くらい自由時間
があったので、駅の物産展と、出陣前の
ねぶたを見て来ました。
ねぶたの大きさ、動きのある鬼や人の人形に、
圧倒されました。
これに灯りが灯って動くのね‥
と高まる期待!
ところで『ねぶた』とは針金や紙で作った
灯籠で、最終日には無病息災を祈って、
流してしまうんですね。
(知りませんでした💦)
青森の『ねぶた』は立体的、弘前の『ねぷた』
は平面的らしいです。
夜ご飯は屋台で売っていた、焼きそばと
オニギリ。
青森っぽい食事を買う所もないし、時間もない。
唯一の地元産で口にしたのは、青森県産の
ストレートのりんごジュース。
これは、とても美味しかった。
鑑賞する桟敷席は駅から徒歩30分。
青森の駅前の通りを、キョロキョロしながら
歩きました。
あ〜、生ビール飲みたい!
と思ったけれど、女性トイレは長蛇の列なので
やめました。
こんな素敵な居酒屋さんもありましたが、
お祭りがない普段の時は、シーンとしている
のでは?という印象の通りでした。
時間通りに来ないと桟敷席には入れない‥と
添乗員の六角さんに脅され、集合時間より
かなり早めに桟敷席へ。
明るいうちは幼稚園や子供会のねぶたが
通りました。
小さな頃から、ねぶたに親しんでいますね。
暗くなってからやって来たねぶたの迫力と
いったら!
これは『桃太郎』のねぶたで、表には今にも
襲いかかって来そうな鬼。
後ろ側にはお爺さん、お婆さん、桃太郎の
ねぶた。
360°、ねぶたの人形を見られる、というのを、
お祭りに来て初めて知りました。
そして、ねぶたとねぶたの間には、祭りを
盛り上げる太鼓、笛、踊りの人達が行進して
いました。
太鼓を叩いていた1番の若者は、5歳位の
男の子。
70代位の男性も叩いており、老いも若きも
老若男女関係なく、青森では普通に和太鼓が
叩かれているようでした。
『ハネト』と呼ばれる踊り子さんたち。
小さい子と高校生男子が、特に元気でした。
立体的なアートが、向こうからやって来て
回転しながら作品を見せてくれる感じでした。
今にも動き出しそうな神様や鬼。
子供会の小さなねぶたの他に、巨大なねぶた
は15基出陣、その迫力と素晴らしさを
堪能させてもらいました。
人気のお祭りは混んでいるイメージで、
自分では見に来ないと思います。
見ることが出来、感動でした。
母に誘って貰って良かった!
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
感動の後は20分歩かされ、バスへ。
なんと祭り終了後に、3時間かけて
青森から秋田に移動という、強行スケジュール。
男鹿半島の『雄山閣』という温泉宿に
午前1時にチェックイン。
和風の素敵な旅館で、部屋も広々。
置いてある調度品も高そうでした。
普段は夜食を食べませんが、美味しそう
だったので頂きました。
おにぎり、いぶりがっこ、甘いスイカも美味しかった!
温泉で汗を流して、寝たのは午前2時過ぎ‥。
続きます。