モモの日々 in カリフォルニア

50代主婦とポメラニアンミックス、モモのカリフォルニアでの写真日記。

ドラマチックな雲、アメリカ版広島太郎氏と、イカ墨パスタ

昨夜と今日の日中に、こちらでは久しぶりに雨が降りました。
‥雨のようなものが降りました‥の方がいいかも(^^;)。
降らないよりはマシだろうくらいで、少し地面が濡れただけ。
そのため、空にはモクモクとした雲がありました。





曇って、想像をかき立てられます。



こんな感じの、雲の間から太陽が見えている感じが好きです。
空想の世界では、雲の間から何かが出て来そう(⁎˃ᴗ˂⁎)!
才能がないので描けないのですが、レネ・マグリットのように、雲と何かを合わせて物語風の絵を描けたら素敵だなあ✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。


モモと一緒にここに15分位いたのですが、変なおじさんが芝生に寝そべったまま、30秒おきにずっと「うぉ〜え!」とどなっていました。怖くなって、帰りました。
オットがモモと毎日行っている、お金持ち地区の公園にはいない人たちが、この公園にはいます。アメリカは、場所により出没する人たちが違います(- -;)。


この公園には昨日も来たので、以下は昨日の出来事です。



今日は寒かったのですが、昨日は暖かく穏やかでした。


 


モモとガチョウを見ながらのんびり散歩をしていると、自転車に乗った人がノロノロと私たちを追い越して行きました。
よく見ると、頭にかぶった野球帽から何個か野球帽がぶら下がっており、その一つ一つの帽子にバッジがたくさん付いていました。
すごいセンス!‥そのセンスが広島太郎氏を彷彿とさせました。



小柄で、半袖短パンから見えている手足は、真っ黒に日焼けし、自転車のハンドルからいくつも袋をぶら下げていたので、おそらくホームレスの方です。
小柄なため後ろからでは性別がわからなかったのですが、立派な鼻とヒゲの白人男性。
殆ど白髪で深いシワでしたが、50代後半くらいかな。
自転車のカゴには、茶色のクマのぬいぐるみ。
クマのぬいぐるみは、在りし日の広島太郎氏と同じ



広島太郎氏は、先日見たYouTubeではすっかり地味になられましたが、以前はクマのぬいぐるみやら色んな物を身にまとっていたようでした。


*:..。o○☼*゚·



本日のオヤツは、ココのママさんお手製のドライフルーツ入りビスコッティ。
昨日ココを預かったお礼だと思います。
バターを絶っている身としては、久々のバタークッキーは美味しかった(◦ˉ ˘ ˉ◦)♡‥


*:..。o○☼*゚·


先週食べた生パスタがとても美味しかったので、ファーマーズマーケットで再び購入。
昨夜の夜ごはんです。



茹でたパスタのみを味見すると、しっかりイカ墨の風味があります。



庭のトマト、ズッキーニ、ナス、玉ねぎ、ニンニクでソースを作り、アサリをたっぷり入れました。



野菜類はファーマーズマーケットで買ったので、新鮮です。
ほうれん草、甘酢赤かぶ、甘酢玉ねぎ、塩豆腐、パルメザンチーズ、松の実入りです。



パスタはとても美味しかった、と自画自賛^^♪。
うちの軍曹(オット)も大満足でした。
生パスタがあれば、レストランの味を家で再現( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾!
ワインは白の方が合うと思うのですが、オットが既に赤を開けていたので赤と共に。


*:..。o○☼*゚·


夜のピラティスのクラスから戻ると、モモは毛布とクッションの隙間に挟まって寝ていました。




散歩で疲れたみたいで、意識が朦朧としていたモモ。
おやすみ( ᵕᴗᵕ )✩

地獄の門

なんだかタイトルがすごくなってしまいましたが、ロダンの作品です。
ロダンの作品を見たくなり、昨日の午後、ウチから30分くらいのところにある、スタンフォード大学内の美術館、カンターアートセンター(Cantor Art Center)に行って来ました。
かなり昔に行ったきりです。



この美術館は入館料は無料です。さすがお金持ちのスタンフォード大学!



スタンフォード大学なんて誰が行くんだろう、と思っていたら、仲良しの友人のお嬢さんが入学しました。友人は全然教育ママでなく、お嬢さんは自分で全てを学んだようです。
3歳の時にウチに遊びに来たのですが、『ぐりとぐら』と英語の本をスラスラと朗読してくれました。お兄ちゃんたちが英語と日本語を勉強するのを見て、勝手に学んだらしいです。
天才はすごいなあ‥と思いました(^^;)。
話が逸れました‥。



ここの美術館はロダンの作品だけで3部屋とお庭一帯を費やしています。
ロダンの作品はどれも力強く、なんだか元気をもらえそうです。



ここは巨大な『考える人』の部屋です。
『考える人』は上野公園でも見ました。フランス政府お墨付きの『考える人』は世界に21体あり、上野の国立西洋美術館所有のほか、京都国立西洋美術館にもあるそうです。



庭にもたくさん作品があります。
中でもすごいのが、



『地獄の門』。
これは世界に7つあるそうで、日本では上野の国立西洋美術館と静岡県立美術館で見られるそうです。
『この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ』
ダンテの叙事詩『神曲』に登場する地獄への門だそうです。



『考える人』は『地獄の門』のモチーフの一つだったそうです。



 


下の方にいる人たちはもがき苦しみ、タイトルを見なくても地獄だとすぐに分かります。


日本のお寺の庭は、極楽浄土を目に見える形で表している、と何かで読みました。
当時重い税に苦しんでいた農民たちに、希望を与えるためです。
地獄の門と極楽浄土と対照的だなあ、なんてことを考えならが見ていました。



中世イタリアの宗教画と当時の生活の絵も充実していましたが、一番見たかったヒエロニムス・ボスの『最後の審判(The Last Judgment)』が貸し出し中で残念でした。
イタリアの宗教画が入っている一室にはワインで有名なロバート・モンダビ氏の名前の部屋がありました。モンダビ氏がその一室の絵を全部寄付したのでしょう。
お金持ちはさすが!



カナダのクワキウトル族のアートも充実していました。


 

 


だるまのような赤と黒の顔の絵は可愛くて、家の壁に複製画が欲しいくらいです(^^)。


 


トランプ氏にコンドレッサ・ライス氏とオプラ・ウィンフリーさん。アメリカらしい。


 


メキシコの画家ディエゴ・リベラ氏による自画像と、奥さんのフリーダ・カロ。


·*:..。o♬*゚·*:..。


喉が渇いたので、美術館を後にして向かった先は、こちら。



スタバです。
日本限定のフラペチーノやモンブランのケーキなどを羨ましいな、と見ておりました。
こちらはケーキもいまひとつだし、限定のフラペチーノもリンゴとカボチャの2種のみ。
セブンイレブンジャパンが本国アメリカを上回ったように、スタバも日本の方がいいなあ、と思います。



アップルクランチフラペチーノを頼んでみました。


感想:二度と頼まない。甘すぎて、1/3しか飲めなかった。
砂糖を減らしてください、と頼んだのですが、OK、でもゴニョゴニョ言っていたので、減らせなかったのか‥。私は甘い物は大好きですが、喉を通るのが苦しいくらい尋常ではない甘さでした(- -;)。



美術館に行ったのは昨日だったので、家に戻ると二匹がお出迎えをしてくれました。



やっぱりウチにワンコが2匹いるのもいいなあ(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎
(写真の数が増えてしまうので、本日の夜ご飯は後日にまわします。)

小さなお客様と、土曜日の公園


朝8時前にうちに来た、小さなお客様。
3軒隣の家のシーズーとマルチーズのミックスの14歳のココ。
ココの家族が遠方に出かけるので、オットがココのベビーシッターをかって出たのでした。



普段オットとは一緒にモモの散歩に行かないのですが、ココと二匹なので大丈夫か心配で、私も一緒に行きました。


 


家を出てすぐに、ロットワイラーのヘイリーに会いました。
ヘイリーが赤ちゃんの時は、遊びたくてモモに飛びかかって来ましたが、今はだいぶ大人になったようで落ち着いています。1歳半になったかな。


 


降り注ぐ朝日、可愛いワンコ2匹、楽しい散歩になるはずが、オットのモラ夫節が炸裂!
モモのリードの持ち方が悪いとか、ダイソーで買ったサンダルを履いていたら、そんなのは散歩用ではない、バカだ、foolだ、モモは自分の犬だ‥と炸裂!
ほんとにオットと出かけると、楽しくない(`A´)。
2度と一緒に出かけない、と誓った朝でした(-"-;)。



気を取り直して、戻ってから昨日『大阪屋』で買った鯛焼きを朝ごはんに。
鉄分入りのシリアルと、ブルーベリーを入れたヨーグルトと共に。



散歩から戻ってホームメイドのチキンジャーキーをあげたら、ココがいたく気に入り、しばらく私のストーカーになりました(^^;)。モモの場合は無視すると諦めるのですが、ココは諦めません。ワンコによって性格が違い、オモシロイです。



モモとココと、2匹に見つめられるワタシ(^^;)。
君たち、チキンジャーキーが欲しいの?



ココはようやく諦め、今度は庭を隅々までニオイを嗅いでチェックしていました。



それを眺めるモモ。
最初だけ挨拶をしましたが、あとは一定の距離をおく2匹。
まあ私たちも同じ人間、同じ人種というだけで仲良くなれないように、ワンコもいろいろあるのかな。


オットがいろいろうるさいので、モモと公園に避難。



公園に行く途中のモクゲンジの木。
以前、実が赤くなっていたモクゲンジの写真を載せましたが、こちらはサーモンピンク。



最初は遠目に見て、花かと思ってしまいました。



『公園はいいねえ。』
と公園に着くなりたそがれるモモ(^^;)。



子供のサッカー教室とバレーボール教室で、賑わっていました。


 


ハロウィーンをテーマにした誕生会もありました。
2人の保護者がすごい仮装をしていました。
パーティー写真の奥の方にいる人は、冷蔵庫が入っていた箱のようなものを身につけていました。手作りっぽいです。



砂場の方にいた人は、全身赤いソーセージのようなものを身につけ、顔の部分だけ出ていて異様でした(^^;)。昼間っから公園であんな格好が出来るなんて、さすがアメリカ人。
子供の頃から仮装するのに慣れています。



枯れ葉がたくさんあり、すっかり秋。



秋‥と言えば、巨大なカボチャの重さ当てクイズも、秋の恒例行事です。
これ、ファーマーズマーケットで毎年やっています。
『75パウンド(34kg)』と書いて応募したけれど、当たるかな。


 


ランチはファーマーズマーケットで買って来た、ベトナム風BBQチキン、ブロークンライス(broken rice)とサラダ添え。ベトナム料理屋さんでは、どこへ行ってもお米を割ったブロークンライスを使っています。写真で、細かいお米の粒が見えるでしょうか。
とーっても美味しいのですが、量が多すぎで半分しか食べられず。


 


お腹いっぱい、と言いつつデザートは別腹。
ポーランド出身の方が売っていたチョコレートパイ。
パイ生地よりチョコが多いのに甘すぎず、でもチョコの風味が濃厚でとても美味しい♡。


 


多頭飼いってわちゃわちゃして、慣れるまで大変そうですね(^^;)。
モモも、いつもは自分ひとりなので、ちょっと戸惑っているようです。
この後、予定していた美術館へ行ったのですが、長くなるので続きます。



夜ご飯は、昼の残りのチキン丼と野菜料理。
カボチャのいとこ煮と、ナスとズッキーニのおろし煮と、葡萄。
ワインと共に美味しくいただきました。