モモの日々 in カリフォルニア

50代主婦とポメラニアンミックス、モモのカリフォルニアでの写真日記。

地獄の門

なんだかタイトルがすごくなってしまいましたが、ロダンの作品です。
ロダンの作品を見たくなり、昨日の午後、ウチから30分くらいのところにある、スタンフォード大学内の美術館、カンターアートセンター(Cantor Art Center)に行って来ました。
かなり昔に行ったきりです。



この美術館は入館料は無料です。さすがお金持ちのスタンフォード大学!



スタンフォード大学なんて誰が行くんだろう、と思っていたら、仲良しの友人のお嬢さんが入学しました。友人は全然教育ママでなく、お嬢さんは自分で全てを学んだようです。
3歳の時にウチに遊びに来たのですが、『ぐりとぐら』と英語の本をスラスラと朗読してくれました。お兄ちゃんたちが英語と日本語を勉強するのを見て、勝手に学んだらしいです。
天才はすごいなあ‥と思いました(^^;)。
話が逸れました‥。



ここの美術館はロダンの作品だけで3部屋とお庭一帯を費やしています。
ロダンの作品はどれも力強く、なんだか元気をもらえそうです。



ここは巨大な『考える人』の部屋です。
『考える人』は上野公園でも見ました。フランス政府お墨付きの『考える人』は世界に21体あり、上野の国立西洋美術館所有のほか、京都国立西洋美術館にもあるそうです。



庭にもたくさん作品があります。
中でもすごいのが、



『地獄の門』。
これは世界に7つあるそうで、日本では上野の国立西洋美術館と静岡県立美術館で見られるそうです。
『この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ』
ダンテの叙事詩『神曲』に登場する地獄への門だそうです。



『考える人』は『地獄の門』のモチーフの一つだったそうです。



 


下の方にいる人たちはもがき苦しみ、タイトルを見なくても地獄だとすぐに分かります。


日本のお寺の庭は、極楽浄土を目に見える形で表している、と何かで読みました。
当時重い税に苦しんでいた農民たちに、希望を与えるためです。
地獄の門と極楽浄土と対照的だなあ、なんてことを考えならが見ていました。



中世イタリアの宗教画と当時の生活の絵も充実していましたが、一番見たかったヒエロニムス・ボスの『最後の審判(The Last Judgment)』が貸し出し中で残念でした。
イタリアの宗教画が入っている一室にはワインで有名なロバート・モンダビ氏の名前の部屋がありました。モンダビ氏がその一室の絵を全部寄付したのでしょう。
お金持ちはさすが!



カナダのクワキウトル族のアートも充実していました。


 

 


だるまのような赤と黒の顔の絵は可愛くて、家の壁に複製画が欲しいくらいです(^^)。


 


トランプ氏にコンドレッサ・ライス氏とオプラ・ウィンフリーさん。アメリカらしい。


 


メキシコの画家ディエゴ・リベラ氏による自画像と、奥さんのフリーダ・カロ。


·*:..。o♬*゚·*:..。


喉が渇いたので、美術館を後にして向かった先は、こちら。



スタバです。
日本限定のフラペチーノやモンブランのケーキなどを羨ましいな、と見ておりました。
こちらはケーキもいまひとつだし、限定のフラペチーノもリンゴとカボチャの2種のみ。
セブンイレブンジャパンが本国アメリカを上回ったように、スタバも日本の方がいいなあ、と思います。



アップルクランチフラペチーノを頼んでみました。


感想:二度と頼まない。甘すぎて、1/3しか飲めなかった。
砂糖を減らしてください、と頼んだのですが、OK、でもゴニョゴニョ言っていたので、減らせなかったのか‥。私は甘い物は大好きですが、喉を通るのが苦しいくらい尋常ではない甘さでした(- -;)。



美術館に行ったのは昨日だったので、家に戻ると二匹がお出迎えをしてくれました。



やっぱりウチにワンコが2匹いるのもいいなあ(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎
(写真の数が増えてしまうので、本日の夜ご飯は後日にまわします。)

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