『九条の大罪』から思い出した『ケーキの切れない非行少年たち』
いつもと違う、ネトフリと本の感想のみです。
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『ケーキの切れない非行少年たち』を読了後、
う〜ん‥思うところはあるが感想を書けない‥
と思っていた。
今日、ネトフリ『九条の大罪』を見終えた。
見ながらあの本を思い出した。

(散歩で見たゴージャスなバラ)
まず『九条の大罪』。
裏社会の人物を擁護する柳楽優弥さん演じる
九条弁護士が社会の闇と対峙する物語。
残虐な部分を飛ばして昨夜から夢中で見た。
見終わった感想をひと言で言うと、
ええっ!これで終わり?!
最初から続編ありきで作られたようだ。

柳楽さんのドラマは結構見ている。
クセのある役を本当にそうなのか、
と思えるように演じられる。
半グレ役の町田啓太さん。
平安の貴族、天才ギタリスト、
社交ダンスに続いて全身刺青の半グレの役。
てっぺんを狙う彼が続編でどう動くのか?
ネトフリ常連の後藤剛範氏、吉村界人氏、
音尾琢真氏。
特に後藤さんの表情が怖い💦
本当は半グレ出身?と思わせる演技。
ムロツヨシさんがヤクザの幹部でびっくり。
迫力はあるのだが、ボソボソの喋りが
よく聞き取れない^^;
あ〜、続きが見たい!

(バラ三昧の散歩)
これを見ながら先日読了した
『ケーキの切れない非行少年たち』を
思い出した。
著書の精神科医の先生が書かれた事を
障害児教育末端のワタシも気づいていた。
本には非行少年たちは認知機能が低く
境界知能の持ち主が多いと書かれていた。
認知機能が低く、ケーキを等分に切れない。
簡単な絵や図の模写もできない。
ワタシが担当して来た生徒達もそうだった。

障害のある生徒と接して驚いたことがある。
バッテン又は『X(エックス)』を書く場合、
ワタシ達は2本の線を交差させる。
重い自閉症の生徒はエックスを書くのに、
上の部分の三角形を書き下の部分を書く。
脳が違うんだな、とまざまざと思った。
障害のある『スペシャルエドゥケーション』
の生徒達で、犯罪者予備軍に見える子達がいる。
怒りをコントロールできない。
家庭環境も悪い生徒達だ。
認知機能が低かったり、境界知能のため、
これをしたらどうなるか、
というのが予期できないようだ。
予期できず、何度も停学を受けた
Special Educationの生徒達がいた。
境界知能の子達は、犯罪者になるだけでなく
犯罪の被害者にもなりそうだ。
『九条の大罪』で被害者になった若者達は、
境界知能の持ち主に見えた。
家庭環境も悪い。
この本の目的は、
『非行少年による被害者を減らすこと、
犯罪者を納税者に変えること』
結論として、
『支援できるのは学校以外ありえない』
と書かれていた。
国は違えど教育の末端にいる者としては、
家庭環境、親の影響の方が大きいと思う。
普通学級で境界知能の子たちに、
特別に訓練をさせるのは難しいだろうな、
というのが感想。
著者の宮口先生によると境界知能は
人口の16%くらいいるとのこと。
これは国をあげて取り組まないと
解決しないだろう。
『九条の大罪』はフィクションだが、
実際にこういう犯罪は起こっているんだろう。
本を読んで感想を書けなかったのは、
この本が学校側に訓練を要求していたから。
難しい問題だ。

『九条の‥』で町田さん演じる半グレ親分は
おもちという名のワンコに癒されていた。
認知や知能に問題のある子たちが、
ワンニャンを飼える環境にあって、
癒しを得られると良いんだけどね‥