SF観光①;アルカトラス島、監獄と花
「暇だから明日サンフランシスコに行こうかな‥」
と言ったのは、昨夜の娘。
そっか‥
サンフランシスコ観光は良いねえ👌
30年近く前に来て、観光したっきり‥
娘もワタシもアルカトラス島に行ったことがないので、行こう!
と意見が一致。
娘が運転してくれると言うので、
土曜日の今日、行って来た。
問題はこの子。
留守番が大嫌い。
可哀想だけれど、観光には連れて行けない‥
『連れて行ってよ〜💢』
と叫ぶモモを置いて行くのは後ろ髪を引かれたが、振り切ってやって来た。
ワタシが住むシリコンバレーは、SFから車で南下して1時間。
遠くはないのだが、心理的に非常に遠い。
寒くて駐車場を探すのが面倒なので、殆ど行かない。
今朝は早く出発したので、アルカトラス行きの港の前に停められた。
1日の駐車料金は$48(7200円)。
高いけれど、昨日ボーナスを貰ったので、いいのさ。
フェリー乗り場には大勢の観光客。
船に乗って15分ほどで島に着いた。
この短い乗船中も、アメリカ人達は船の中のコーヒーショップに、列を作って並んでいた。
島が近付いて、まず見えたのが古びた建物。
『ここはインディアンの島』と書かれた看板が見えた。
長崎の軍艦島を思い出した。
港にあった模型の島の形も楕円形で似ていた。
この島の観光のメインは刑務所だが、
どうもここは国立公園になったらしい。
知らなかった。
(オダマキの花は数個のみ開花。殆ど蕾だった)
緑と花に溢れて、とても綺麗だった。
このアルカトラスは、1850年代はアメリカの軍の所有物だった。
年代は書かれていなかったが、原住民であるアメリカンインディアン達は、ここを自分達の島だ、と言っていたようだ。
その名残りが何箇所かに書かれていた。
1934年から1963年までは刑務所として使われていた。
右上の小さな入り口を入ると、左上の部屋が現れる。
ここで囚人達は、刑務所で必要な物を受け取ったようだ。
ワタシ達はその隣りで、音声ガイドを受け取った。
ワタシは勿論、日本語を選択。
左下の写真は刑務所内の様子。
看守、実際の囚人達の写真が飾られていた。
左側の写真は、態度の良くない囚人が入れられた独房。
暗い部屋に入れられたらしい。
右下は刑務所の全貌。
個室が3階建てになっている。
上の写真は有名な囚人達のもの。
一番左はアル・カポネ。
ウェブサイトには、彼の人生がつらつらと長く書かれていた。
成人後、1924年までにかなりの悪いことをしていたらしい。
とても頭の良い人だったようだ。
別の刑務所に送られ、罪を償った後に出所した、とのこと。
昔なのに、鮮明な写真が残っているのは、凄いと思った。
行いの良い人たちは、左のように絵を描くのが許されていたようだ。
右側は、脱走した囚人の様子。
人形の頭を手に入れ、ベッドの枕の所に置いた。
スプーンで掘って奥の壁に穴を開け、脱走したそうだ。
凄いわ‥
食堂にはメニューが貼ってあった。
シリアル、牛乳、スクランブルエッグ、フルーツ、パン、バター、コーヒー‥
ワタシ達が食べる朝食と同じじゃないか。
コーヒーが出ていたのには、びっくり。
写真が多くなったので、美しい島の様子は次回に‥

