新潟のお菓子『月の宿』、益子焼のお皿から思い出したこと
今日もご機嫌なモモ。
モモと散歩に行った後は、友人宅3軒にお土産を届ける行脚。
オットは2週間まわった旅先ごとにお土産を買っていたようで、とてもウチだけでは食べきれない。近所にも配った。
友人宅近くの小さなひまわり畑。
オレンジ色でないカリフォルニアポピーを、初めて見た。
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新潟で買ったという『月の宿』。
中にサツマイモ餡が入っていて、とても美味しかった。
原材料を見たら、バターが使われていた!
トランス脂肪酸の入ったマーガリン類は避けているので、良かった‥
優秀味覚賞なるものに選ばれていた。
昨日食べた銀閣寺の胡麻のお菓子『向月台』は甘かったが、こちら『銀沙灘』は浜納豆が入っており、結構美味しかった。
表面の波型は、慈照寺の庭の『砂紋』を表現したらしい。
このお菓子を作った俵屋吉富さんは、創業1755年ですって。
昔の人も食べていたのかなあ‥と思うと、有難い気持ちになる^^
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今日は一体何をしたんだろう‥というような1日だったが、夕方は自分へのお疲れ様‥
のビールだ。
左のアーモンド入りキャベツサラダ、舞茸の揚げ焼き、サヤインゲンの炒め物、糠漬け、大根ふりかけ、そして鮭と横の3色人参は、久々の社食より。
私が行脚に行っている間、モモもオットと出勤したらしい。
この益子焼のお皿は、大学3年生の時、確か益子焼センターで買ったものだ。
出版社に就職したくて、作文教室に通っていた。
その作文教室で『カルピス工場に見学に行き、その内容を作文にする』というお題が出て、皆で群馬県のカルピス工場にバスで行った。
その見学で、初めて『カルピスバター』の存在を知った。
見学後にカルピスバター1箱を頂き家で食べたが、大学生にはその素晴らしさがよく分からなかった。
今も記憶に残るのは、工場見学そのものより、頂いた白いバターの塊✨
バターって白いんだ‥という印象が強烈だった。
カルピス工場の帰りに、なぜか益子焼きセンターに寄ってくれ、この緑色が気に入り記念に買ったお皿だ。
肝心の作文は、良い出来ではなかった。
その作文教室には何回か通ったが、主催者が褒めるのは、いつも早稲田大学に通っていた男子生徒の作文だった。
そうか、持って生まれた才能ってあるのね‥
やりたい、という熱意だけではどうにもならない。
‥ということが分かった作文教室だった。
これって一種の挫折だと思うのだが、のほほんとした性格のお陰で、落ち込むことなく矛先を変えて、製造業に就職した。
‥なんてことを、お皿を見ながら思い出した。
時々昔を思い出すためにも、このお皿には割れないでいて欲しい^^