モモの日々 in カリフォルニア

50代主婦とポメラニアンミックス、モモのカリフォルニアでの写真日記。

美味しい角館、楽しい買い物

前回のブログに載せた地図では、角館の町は
京都のように、碁盤の目のようになっている。
東北の小京都と言われる所以なんだろう。



枝垂れ桜が植えられた武家屋敷通りは
道がとても広い。
お殿様をはじめとする、当時住んでいた方々は
ゆったりと、満開の枝垂れ桜を楽しんだんだろうな。



昨日からの続きです。


温泉に入った後、隣の『土間人』という
お食事処で夕飯にした。



昔の家を改造した雰囲気。
店の中はふんだんに木が使われており、
とても雰囲気が良い。



駅前の酒屋さんで飲み比べをして美味しかった
『やまとしずく』を注文。
お通しのほうれん草は、さっと湯がいて
塩麹と胡麻油で和えた感じ。
家に帰ったらやってみよう。



ソフトクリームを2本食べて胸が一杯だったので
串焼き7本セットを頼んだ。
炭水化物はなし。
焼き鳥が感動ものの美味しさ(*´ч`*)
美味しい塩のみで焼かれており、
日本酒との相性はバッチリ(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑


トマトの豚肉巻きも、トマトがとろける
ソースのようで、美味しかった^^


食事をさっと済ませて、健康維持のために
早く寝よう!
‥と夜9時に寝たのは良いけど、絶賛時差ボケ中。
夜中の12時に目が覚めて、後は朝まで
起きているんだか、トロトロ寝たのか‥
という状態だった(^^;)



温泉は朝7時から開いていたので、頭を
スッキリさせるため、雨の中を歩いて行った。
この温泉には泊まることも出来るらしい。


(温泉に行く途中で見た梅)


前の日の夕方に温泉に入った時、頭を坊主刈りのようにした、小学校6年生くらいの子が、
お母さんらしき人と女湯の更衣室にいた。
秋田では、小学6年生まで男の子でも女湯に
入れるの?


思わず受け付けの方に聞いてしまった。
そしたら女の子らしい。
頭を刈り上げているからって、男の子と
決めつけるのは良くないよ、昭和のワタシ‥
『多様性』の時代だものね。


昨日は14000歩も歩いたせいか、体重は増えて
いなかった。


(後から味噌汁が到着)


それを良いことに、ご飯はしっかり山盛り2杯
ほど食べてしまった。
いぶりがっこ、たらこ、椎茸煮物、納豆‥
とご飯の供がたくさん。
出汁に浸かった豆腐はとりわけ美味しかったので
特別な豆腐なんだと思う。


朝食を食べるレストランからは、庭の梅の木が
見えた。
秋田では、今が梅の季節。
日本は改めて細長い国だなあ、と思った。


食後のコーヒーは部屋に持ち帰り、
残りの羽二重餅と共にいただいた。
自分の食欲が怖い(^^;)



こちらが角館で買ったお土産。
お酒は既に特別なプチプチ包装で包んだので、
写っていない。
左上からいぶりがっこ、茄子と菊の花の漬け物、
その隣が焼きモンブラン、秋田のリンゴサワー、
真ん中が塩麹、右3つがケーキ屋さんで買った
クッキー類。
桜クッキーなので、母と娘達へのお土産。


右下が秋田銘菓の生もろこし小豆入り、
その隣りが冷酒用の焼き物、そして
いぶりがっこチーズと桜そば。


普段は生きるために必要な買い物が主なので、
お土産を買うのは楽しかった(^^)
こういう楽しみも、旅の醍醐味。
頑張って働こう、と思う。


素敵な武家屋敷ホテルを後にして駅に向かい、
新幹線こまち号に乗った。
東京に戻る前に、もう1ヶ所寄り道をした。
長くなるので続く‥

素敵な武家屋敷ホテルと角館観光



角館では『田町武家屋敷ホテル』に泊まった。
名前に惚れ込んで行ってみたら、
佇まいもしっとりしていた(*^^*)



とても趣きのある内装。



部屋の扉を開けると、秋田犬が出迎えてくれた。



中も広々として、落ち着いたインテリア。
テーブルの上には秋田のお菓子が置いてあった。
木の床はピカピカに磨かれて、床暖房が
入っている。
いつも泊まるビジネスホテルとは段違い。


部屋着は作務衣。
近所の温泉に行く時用に、竹を編んだ籠が
置いてあった。
無料の温泉券を貰ったので、
夕食前に行きましたよ^^



ホテルの方が地図を下さったので、
位置がよくわかった。
どこに桜があるかも一目で分かる。


まず武家屋敷ホテル裏の、昔から続いている
安藤醸造店で塩麹を買った。
店を出ると、数メートル先にモンブランの
看板が見えた。



モンブランソフトを思わず買っちゃった(๑˃̵ᴗ˂̵)
焼きモンブランも2個買ってみた。
ほんのりモンブランの味がする、
美味しいソフトクリームだった。


次に見かけたらお土産店では、桜そばと
いぶりがっこチーズを購入。


ケーキ屋さんでは土産用に、クッキーを購入。



次の店では、焼き物の冷酒用の器を買った。
買い物ばかりで武家屋敷通りに辿り着かない‥


‥とその時前方に人だかりが‥
プリン屋さんだった。
「桜プリンをください。」
と言ったら、店のお兄さんが間違えて、



桜プリンソフトをくれた。
ホントは桜プリンの方を頼んだけど、
ソフトが無駄になるので、こちらを頂いた。
こちらもほんのりプリン味で、美味しく頂いた。




タイルが綺麗な民宿。



横に可愛い看板。



ここから武家屋敷の本番。
このような家に、実際に人が住んでいた。
文化財に指定されている家に住むのは大変そう
外観をイジってはダメとか、修理をしろ、とか
細かく決められていそう(- -;)。



たくさんの枝垂れ桜の木が、ずらっと植えられていた。
どの木も巨大なので満開になったら、
迫力のある美しさになるだろうな♪


川沿いには2kmに渡ってソメイヨシノが植えられているが、こちらも今は全く咲く気配がない💦
屋台が建てられており、後は桜が開花するのを
待つばかり。


さて、タオルを持って散歩にでたので、
暗くなる前に、温泉に行った。
2種類の泉質の天然温泉で、疲れが取れた気が
した。


その後ご飯を食べに行くのだけれど、長くなったので続く‥

秋田で日本酒三昧; 鈴木酒造さんで酒蔵見学

新幹線で角館駅に到着。



降りたのは外国人ばかり。
後でタクシーの運転手さんに聞いたところ、
日本に来るのが2度目の方々が、こちらまで
足を伸ばして来るんですって。


のどかですよ。
駅前には小さなホテルくらいしかない。
少し歩くと酒屋さん。
どんな感じか覗いてみた。



地酒が沢山あり、右手を見るとカウンターがあり
角打ちが出来そう。
日本酒飲み比べをやっていたので、
到着早々に昼から呑み比べ^^




『まんさくの花』が美味しい〜✨
まんさく>やまとしずく>松倉
が好みでした。
おつまみで出して頂いたイブリガッコが、
しょっぱ過ぎず美味しくて、良い酒の肴だった♪
ここでは日本酒は買わずに、イブリガッコと
秋田のリンゴのサワーを買った。


なぜ日本酒を買わなかったかというと、



『秀よし』を作っている鈴木酒造さんの酒蔵に、
見学する予定だったから(๑˃̵ᴗ˂̵)



創業から317年の歴史があるんですって。
この酒倉のご主人の鈴木松右衛門さんの
長女さんに案内して頂いた。
日曜日に恵比寿であった『秋田日本酒フェス』
から戻ったばかりですって。



門をくぐった右手には素敵な日本庭。
池と思いきや、川だそう。



お酒を作るのは11月から3月までなので、
今は誰もいなかった。
左手は、最後の行程の火入れをする所。
杜氏と蔵人さん達は農家の方々だそうで、
冬は酒作り、それ以外は農作物を作っているとか



数々の賞状の下のドアの向こうが、お米を蒸して
麹菌を混ぜて発酵させる場所で、夜中も
数時間おきにチェックをするらしい。



この中で仕込みをしてかき混ぜるよう。



こちらが貯蔵庫。



鈴木酒造さんが持っている宝物も、拝見した。
1番右の甲冑は、豊臣秀吉→角館の殿様佐竹公
より貰ったものらしい。
この他昔の絵や、代々のお嫁さんが身につけた
かんざしも飾ってあった。



最後に販売所で試飲をさせて貰った。



この5種類+もう1種類の試飲。
1番右のお酒は、ひと口呑んで、
「美味しい‼︎」
と叫んでしまった美味さ。
720mlが5500円という高級品。
1番左のお酒と、小さなお酒を2本購入。


将来的には、案内して下さった29歳のお嬢さんが
お婿さんをとって、蔵を継ぐそう。
絶賛募集中だそうです。
良いご縁があるといいね。


行きは角館駅前からタクシーで酒蔵さんに行き、
帰りは田沢湖線の羽後長野から電車に乗った。



1日に3本から4本しか列車が来ない‥
切符の自動販売機もなく、少々驚いた。
地方はこんな感じなのかな。



ローカル線の秋田内陸縦貫鉄道も乗って
みたかったけれど、やはり本数が少なく、
乗るためには1日費やす感じだ。
そういえば『マツコの知らない世界』で、
この縦貫鉄道が取り上げられていたことを、
今思い出した(^^;)。
次回は乗ってみたいな。


角館市内の観光に続きます(^-^)