食べて読んで見て‥の楽しい引きこもり
実家の庭のカサブランカが開花し始め、庭が華やかになって来ました^^。
遅ればせながら、芥川賞の『ブラックボックス』を読みました。
主人公の心情、状況の描写が素晴らしく、脳内に情景が浮かんで来る小説でした。
‥しかし‥。
作者は一体何を言いたいのだ?
主人公はどこに向かっているのか?
とモヤモヤしているうちに、ブチッと音を立てるように話が終了。
私が小説を読む理由は娯楽と、現実逃避。
その点からいくと『ブラックボックス』は、好みに合わなかった‥。
図書館で借りた伊藤比呂美氏のエッセイ『ショローの女』はリラックスして読んだし、林真理子氏の『中島ハルコの恋愛相談』、東野圭吾氏の『カッコウの卵は誰のもの』も、ストーリーが面白く読み進めました。
石田衣良氏の『水を抱く』は主人公の精神的な苦しさが伝わり、読んでいて苦しくなりました。
村山由佳氏の『燃える波』は以前読んだ小説と設定が同じで(キャリアのある女性が夫とすれ違い、次の人と出会う)、ちょっとがっかり。
‥と、がっかりすることはあっても、現実逃避を楽しみました。
(この5冊は先週読了)
そして現実に戻って食事です。
中目黒でスコーンを買ったので、イギリス風(行ったことないけど^^;)のキュウリのサンドイッチと卵サンドを作り、紅茶をいれてアフタヌーンティーもどき。
スコーンが焦げた部分は小削ぎ落とし、美味しく頂きました^^。
そして次なる現実逃避は映画を3本。
naru さん、フロマージュさんが紹介してらした『グッドバイ』。
面白かったし、最後はホロリ。
大泉洋さんは好きな役者さんですが、源頼朝よりこちらの役の方が合っていて好きです。
小池栄子さんも素敵だったな。
それに演技の幅が広い!と感嘆しました。
その後大泉洋さん主演の『探偵はBarにいる』と、『騙し絵の牙』を見たけれど、『グッドバイ』が一番面白かった。
そして現実に戻って、ビール。
縞鯵の刺身。
厚揚げのサラダ。
ドレッシングは味噌、マヨネーズ、ヨーグルトにポン酢少々。美味しいです^^。
美味しく頂き、その後は『鎌倉殿の13人』。
13人よりも頼家の側近5人の方が気になります。




