モモの日々 in カリフォルニア

50代主婦とポメラニアンミックス、モモのカリフォルニアでの写真日記。

なんか変だよ、アメリカの教科書の中の日本(^^;)

今朝は夜中からモモが体調を崩し、明け方3時より3回起こされて、午前中の私は『歩くゾンビ』状態(- -;)。
モモは大丈夫かなあ、と心配だったけれど、チキン入りスープを飲んで回復(*^^*)。
ワンコって、こんなにしょっちゅう体調を崩すのだろうか‥。



モモぉ、心配したよ‥。
『ごめん、ごめん。』



モモの片足だけ前に出る『リラックスポーズ』が出たので、もう安心^^。


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夕方からずっと、日本の中世の歴史のプレゼンテーション用のスライド作り。
アメリカの7年生は、社会科で世界の国々の中世の時代を学ぶようで、ちょうど今は日本について学んでいるそう。
社会科の先生からゲストスピーカーとして、説明しに来て欲しい、と頼まれたのでした。
使っているテキストを読んだら、なんか変(^^;)。



最初の違和感:
平安時代を説明しているのに、浮世絵を2枚使っているの!
浮世絵が登場するまでに平安時代初期から千年もかかるのに。


そして平安時代初期から江戸時代まで説明するのに、たった44ページしかないのに、紫式部について6ページも割かれている。


紫式部の次にいよいよサムライ登場。
アメリカ人の若者は、サムライ、ニンジャ、スシと鬼滅の刃を始めとするアニメのことしか、日本について知らないと思う。
そうそう、ここの中学生の『行ってみたい国』の上位が日本で、嬉しい驚き.‹‹\(´ω` )/››


サムライ登場の最初の部分に源頼朝が鎌倉幕府を作った、次にページをめくると徳川家康の像の写真があり、本文ではなく、その下に小さく『1603年に将軍になり江戸を首都とした』との記載。
そして‥



なんとサムライが戦いに行く前の着替えについて1ページも割いているΣ(~ロ~;)!
サムライの名前は本文に頼朝が一行、写真の説明に家康の名前がチロリと載っただけ。
信長や秀吉よりも、サムライの『着付け』の方がアメリカ人には重要なのか?


その次からは7ページに渡り、サムライのトレーニング、サムライは勉学にも励まねばならない、お茶、禅もたしなむ、プライドを保つために切腹もする‥などと書かれていた。


そして『サムライウーマン』について1ページ、



平家物語に登場する『巴御前』に2ページも割いている( ̄□ ̄;)!!
日本の6年生の教科書には、巴御前なんて登場しないぞ!
家康を本文に載せず、本当の人物かも分からない人に2ページも割くなんて‥。


この日本の部分の監修に日本人が係ったとは考えられない‥(- -;)。
初期の方には推古天皇、聖徳太子も登場して丁寧に書かれていたが、サムライの時代は、調べるのが疲れた、やっつけ仕事でやっちゃえ!‥という印象。


実際にスライドを見せながら説明する時は、現在の天皇、天皇制、日本人の敬愛するサムライ3人も紹介し、私が趣味としている習字や墨画と剣道着も持って行って生徒の関心を惹こうと思っています^^。
そうそう、私の神道式の結婚式の写真を1枚だけ見つけたので、それを見せながら神道の説明、白塗りの説明、ついでに顔を白く塗る歌舞伎の説明もしようかと思案中。



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夕方、モモと近所の散歩をして、ごはんを食べた後はモモにはゆっくりしてもらいました。
モモが体調を壊しても、すぐに回復することに感謝です^^。

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