ザ・ハンティントン(LA): 植物園&アート、ボケボケのワタシ
LA二日目は、娘が『ザ・ハンティントン』に連れて行ってくれた。
植物園、お庭、アート、図書館などがあり、結構評判が良いらしい。
植物園とアートの両方を見られるなんて、素晴らしい。
ただ、同じLA郡と言っても、娘の所からは車で1時間。
結構遠い。
中に入って、まず迎えてくれたのが、日本人アーティストのミネオ・ミズノさんの作品。
このかたは、木を使ったアートを得意とするお方のようだ。
とにかく暑い日だった。
普段、余り汗をかかないのに、濃紺のTシャツが太陽を吸収して、背中から汗が‥。
汗をかきながら広大な園を歩き、たどり着いたのは、中国風庭園。
本当に中国っぽい素敵な庭園だった。
広大なのによく手入れをされていた。
そのお隣が、日本庭園。
中国の庭園の方が、力を入れて作ったんじゃないの?
なんて、ちょっとひがみ根性が出てしまったが、竹林は嵐山を思い出させた。
そして広〜いバラ園。
良い香りが、辺り一面に漂っていた。
素敵なバラが沢山ありすぎて、返って写真は余り撮らなかった。
ティーハウスがあったので、紅茶でも飲む?
と中に入ったら、なんと$75(約11000円)のアフタヌーンティーいっ択。
しかも予約で一杯で、キャンセルが出れば入れる、とのこと。
お茶とケーキ類に$75なんて、とんでもない。
即却下。
そして温室。
凄いわ、まるでジャングル。
お昼前にお腹が空いて来たので、中国庭園の近くのカフェで、炒飯を食べた。
お金を払う時にカバンを開け、財布を出そうとしたら無いっ!
「さっ、財布がない!」
と日本語で叫んだ。
そうしたら娘が、
「そこにあるよ。」
と指を刺した先は‥
ワタシの腋の下‥。
すぐに支払えるようにと、だいぶ前に財布を脇に挟み、すっかり忘れていた。
前からボケて来ているとは思っていたけれど、ここまで来たか‥
と、しょげても仕方ない。
暑かったので、冷たいデザートを求めて別のカフェへ。
ティラミスとチーズケーキブリュレ。
重かったけれど、味は美味しかった。
サボテンエリアは写真を撮りまくった。
丸っこいサボテンが沢山あり、可愛かったのだ。
そしてヤシの木エリア。
暑さが限界に来ていたので、その後は美術館と図書館へ。
美術館にはヨーロッパとアメリカのアート。
知らない画家が殆どだったけれど、アンディ・ウォーホール、メアリー・カサット、エドワード・ホッパーのみ知っていた。
どうも、この庭園を始めた、お金持ちの方2人が買い集めた美術品のようだ。
図書館には、1300年代からの古い書物が飾られていた。
書道と同じく、美しいペン使いで英文が書かれていた。
そして最後にお土産屋さんへ。
入り口を入ると、ハロウィンの飾りが出迎えてくれた。
実に色々な物が売られていたが、目を惹かれたのは、可愛いぬいぐるみ。
顔がついたラーメン君、寿司君、野菜君たち。
娘とその周りの友達、若い女の子たちに大人気らしい。
娘はどんぐり君を持っているそうだが、ピーナツ君を買い足していた。
飾って癒されているそうだ。
1日はまだ終わっていないが、かなり歩いた
住宅街の真ん中に、この施設はあるのだが、娘は、
「近くにあったらメンバーになったのに‥。」
私もメンバーになったと思う。
早朝にここを歩いたら気持ちが良さそうだ。
良い場所に連れて来て貰った。
続く。


