セルビア料理はセルビア人のもの、今日の農作業
ワタシとモモが毎週のように行くファーマーズマーケットは、短大の駐車場である。
寄ったついでに、モモと短大構内をお散歩。
森のような学校内をテクテク歩きたかったのに、大型犬の吠え声が響き渡り、モモは帰り道の方へ駆け出した。
怖いんだろうな^^;
道を覚えているのは、賢いぞ。
✩ *゚ ゜゚*
ファーマーズマーケットでは、右下の黄色のラズベリーを買ってみた。
これだけの量で7ドルとは高いけれど、この色はスーパーには売っていない。
酸っぱいけれど甘い。
その隣の虫に食われたりんごは、ウチの庭の木より。
食べたら甘かったので、収穫したのが左上。
木が病気をしたので、今年は20個くらいしか採れない。
そのかわり、1個がとても甘い^^
右上は、また採れたプチトマト。
1本の苗から、今年は1000個以上採れたと思う。
まだまだ採れそうだ。
ドキュメント72時間では、登録してお金を払えば、誰でも農作物を置かせてくれる長野の店が取材先だった。
ワタシも今年はプチトマトを売りたいくらいだった。
左下は、学校から貰ったリンゴで作ったジャム?煮リンゴ?
『ピンクレディー』という品種なので、皮を少し残してみた。
パンに乗っけて食べるつもり。
✩ *゚ ゜゚*
ファーマーズマーケットの近くの教会で、セルビア料理フェスがあった。
建設に10年以上かかった教会は、セルビアの教会だった。
セルビアって、全く馴染みがない。
テニスのジョコビッチ選手くらいしか知らない^^;
今後セルビアに旅行に行くことはまずないので、どんな料理か買いに行ってみた。
入り口のレジで並んでいると、司教?牧師?何とお呼びして良いかわからないけれど、そういう服を着た方が、
「来てくれて、ありがとうございます。」
と声をかけてくれた。
ジョージ・クルーニーからセクシーさを抜いて、爽やかさを足したような司教さんだった。
こんなカッコいい方が司教なら、教会に行くのが楽しみになるかもしれない。
料理は、豚肉、ラムを選ぶと豆、大きなパン類がついて来る。
美味しそうだったけれど高かったので、ソーセージと豆を選び、デザート3種、セルビアケーキ(トルタ)と呼ばれるチョコケーキ、チェリーケーキ、レモンケーキを買った。
ソーセージと豆だけでは寂しいので、フルーツ、目玉焼き、焼き舞茸、トマトを足した。
ソーセージは、ギョッとするくらい塩味がきつかった。
二口で、卵1個がなくなった。
豆は反対に味が薄くてボヤけていた。
豆って、ある程度塩味がしないと美味しくないのにね。
これでは、イタリア料理やトルコ料理みたいに広がらないわ‥。
気を取り直して、チョコケーキを食べた。
「・・・」
人生60年近く生きてきたけれど、こんなにまずいチョコケーキを初めて食べた。
スポンジ部分が蒸しパンのようで、味も美味しくない。
そしてクリームが片栗粉!
片栗粉とココアをお湯で溶いて固めた感じの味。
余りにも馴染みがなく、食べられずに捨てた。
そしてチェリーケーキもバターを一切使わず、蒸しケーキのような感じでいまいち。
チョコケーキ程不味くはなかったので、半分食べて残りは冷凍した。
きっとセルビア人は餡子を食べたら、なぜ豆に砂糖を入れるんだ?不味い!と言うのと同じなんだと思う。
蒸しケーキに片栗粉クリームは、食べ慣れていないだけで、セルビア人には心の故郷なのかも。
でも、こういう料理はセルビア止まりで、世界には広まらないと思う^^;
なので、セルビア料理はセルビア人だけのもの‥
口に合わなかったけれど、体験できて良かった。
食後の『おやつを頂戴』フェイス。
おやつは受け取ったけれど、食べずにワタシの方の様子を伺っていた。
おやつをあげて、モモが外に行こうとしている所を捕まえて歯を磨いていたら、夜は怖がってワタシに近づかなくなった^^;
困ったなあ。
夜以外は仲良しなんだけどね‥
