(上野駅構内の神山麗子氏のアート)

久しぶりの上野。
実家に来る前から是非行きたかった
キリコ展へ行って来た。
裏山にリスが住んでいるような、
横浜のはずれの実家からは遠かった^^;)

その前にハスの花を見なくちゃ‥
と不忍池へ。
実家から駅へ15分歩き、上野駅から池に
歩いただけで大汗💦
その日も暑かった。

でも、綺麗なハスの花に癒された。

公園には10時過ぎに着いたので、1割くらいの
花しか開いていなかったのは残念。
見ることが出来ただけヨシとしよう。

そこから東京都美術館へ向かう。
方向感覚ゼロのワタシは迷いながら‥^^;)

(館内は撮影禁止。ここがフォトスポット)

静かな美術館は大好き。
キリコの不思議な世界を堪能させて貰った。
キリコさんの頭の中を覗いているようだった。

キリコが好んで描いたマネキンの絵。
子供の頃の夢を思い出した。

4歳頃の、マネキンに団地の3階から
突き落とされる夢だ。
怖くていまだに覚えている。

そこは3歳まで住んでいた東京国立市の、
団地の3階。
引越しのため荷物の箱が積み上げられている。
マネキンがジリジリと詰め寄り、3歳のワタシは
後ずさりをしベランダから落ちる‥という
なんとも言えない夢💦

夢は怖かったが、色んな解釈が出来る
キリコの絵は好き。

初めて見たキリコの絵は、有名なこちらの絵。
『通りの神秘と憂愁』
ゾワゾワッとした。
個人蔵で、今回は出展されていなかった。

夕刻の少女の1人遊び。
見たことのない風景だけど、子供だった頃を
思い出させる。

引越し先の大阪の住吉区の団地内で、
夕方に自転車に乗り1人で遊んでいた。
4歳頃だった。
「お嬢ちゃん♡」
と知らないオジサンに話しかけられた恐怖‥
しばらくトラウマだったことを思いださせる絵。

左右の建物の遠近法は交わらず、
この世に存在しない風景は不安と、既視感を
感じさせるらしい。
まさにその通りで、強い印象を残す絵だった。

そんなことを考えながら向かったのは、

上野公園内の『新鶯亭』。
創業は1915年ですって。
冷たい緑茶も上品なお饅頭も、
美味しく頂いた。

お昼を食べて帰ろうか、と思っている時に
目についたのが上野の『みはし』さん。
これは素通りできない。
是非あんみつを食べねば！

と思いながら店に入ったのに、ワタシの口から
「豆かんをください。」
との言葉が‥
ワタシのバカバカ！
あんみつの脇役の豆は美味しいけれど、
延々と続く塩豆はキツい‥
あんみつは持ち帰りで買った。

豆でお腹いっぱいになったけれど、実家に
戻った頃にお腹が空き、早めの夕食。

常備菜のピーマンのきんぴらと金麦と、
買って来た鯵とイクラの軍艦。
美味しい(*^^*)v

一息ついて、もう一品。

万願寺唐辛子の塩昆布炒め。
カリフォルニアで見たことがない、
この唐辛子の大ファン。
京都の錦市場のお惣菜屋さんの万願寺唐辛子は、
衝撃の美味しさだった＾＾
種を買って、こっそり持ち帰ろうかな‥